MediumのURLと独自ドメインのこと

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Mediumの記事がGoogleにインデックスされない訳

MediumはSEOに弱いという記事を見かけますが、弱いのではなく、低品質とみなされMedium側からnoindexにされるからです。低品質のつもりはなくても、閲覧数が少なく拍手(いいね)が少なければそういう判断となってしまいます。

爆発的な数字をもたないほとんどの記事がnoindexにされると考えてよさそうです。(300拍手されている記事でもインデックスされてません)。記事やパブリケーションはmedium.comにぶら下がっていくので、低品質な記事はMedium自体のドメインパワーに影響を与えてしまうからでしょう。

indexされたい!と思うなら独自ドメインを設定するしかありません。
月5ドルの有料会員になれば好きなURLで運営できるということです。
プロフィールそのものを独自ドメインにすることも、各パブリケーションに独自ドメインを当てることも可能です。

独自ドメインをどこに設定するか

いくつパブリケーションを作っても、プロフィールには全投稿が時系列で並びます。
プロフィールはディフォルトのサブディレクトリ型(/@abc)またはサブドメイン型(abc.medium.com)を選べます。サブドメインの方が独立した形に見えますが、どちらも同じと思います。
パブリケーションを作らないならプロフィールに独自ドメインを設定すべきです。いわゆる雑記ブログとして構築したい人です。タグでカテゴリ化できるので困ることはないでしょう。

特化ブログのように特定の分野だけを書きたい、自社のホームページ的に扱いたいならパブリケーションを作って、独自ドメインを当てる方がいいです。パブリケーションは他のライターも参加してそのジャンルについての記事を集める場所でもあります。日本人の利用はほとんど前者ですが。

独自ドメインの設定は翌日には反映されていました。
medium.comと関係ない独自ドメインを使うので、各記事はnoindexにはされないはずです。
(私が適当に書きなぐった雑文でもインデックスされました)

記事のインポートと活用

Mediumにはインポート機能があり、別のブログやサイトの記事URLを入力すると、そのままMedium記事に転記されます(一部読み込まない)。その記事はリンクrel=canonicalが自動設定され、「このページを正規URLにある同じコンテンツの別の形式として扱う」とGoogleなどボットに伝え、パクリサイトではないと証明します。このインポート記事のSEO効果がイマイチわかりませんが、1記事丸ごとではなく、詳細はオリジナルのブログへ誘導すべきと書いているブロガーが多いですね。

別記事で書いたように、Mediumがいきなり終了することが不安であれば、他の場所にもブログを書いてインポートするほうが良さそうです。

美しいコンテンツを残したいライター向けの場所

MediumはPVや稼ぎ、被リンクを第一に考える人が利用する場所ではありません。Twitterよりも長い文章でまとめたい、Instagramよりも写真を魅せたい、広告が一切ない場所、Wordpressの設定にうんざりしている人たちが心地よく過ごす場所です。

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