手帖日記のように書いてたブログが、ネタが膨大になるにつれて、
写真を見せたい、情報を教えたい、もっと楽して広い世界を見てほしい、観光地より美しい場所を伝えたいと思ってブログを書くようになってました。カネのことなんて1つも考えてなかったです。純粋にシェアしたかった。
それがどんどん予想外のことが起きる度に戸惑ってストップする事態を繰り返したのです。たぶん多くの人はそれをチャンスにして名を馳せるのかもしれません。。でも自分の本心がその波に乗ることではなかった。
以後は呪われたように「ブログ書かなきゃ」に悩んだ10年でした。そして半端にも多少の小遣いになればいいという考えも生まれてきた。
でも数年前から「伝えたい」という感情が薄れてしまった。
・異次元の環境(人間関係)からヤル気が完全喪失。話す相手もいない。
・新しい事業の協働者の価値観問題。
・ゴミサイトばかりが検索上位に並ぶ。しかも私的にすごく見づらい記事が増えた。
・見たもの経験したことを大切にしない、学習しない人が周囲にいる。という要因もあります。
理由はいろいろですが、とにかく鬱も含めて。昨今、自分の中に新しい知識がない&頭が更新されていないのも原因です。もともと自分が嫌った「同じ場所で同じ人と同じ話ばかりすることに無性に不安になる」という生活を数年続けたからでしょう。進歩のある話ならいいですけど、ね。ど田舎ですから。どちらかといえば30年くらい前に強制タイムスリップしたような話です。
2021年10月頃から改めてブログを触りだしたのは、もうブログを書くのを最後にしようと思ったからです。消さなくてもいいけど、これ以上続かないなら止めたほうがいいと思いました。
誰のためでもなくただの生活記とオピニオンを書いていた。
現実的に2009年からノマド生活(車中泊含)なのでそのリアルを書きたかった。
写真ギャラリーを作りたかった。
本来の目的から完全に遠ざかってしまいました。それでも何かモヤモヤするのは書きたいのか読まれたいのかわからないジレンマがあるからでしょう。このブログも含めて複数サイトを運営してますが、やはり書く立ち位置がわからなくなるのです。特に後悔するのは旅記事です。年齢も経験値も違うときの私の感情に戻って書くことは出来ない。
この2ヶ月も久しぶりに現代のブログ論を読みあさりました。次々と増える胡散臭いブログコンサルから信用できるプロブロガーさんまで様々。わたしの信頼するブロガーさんは滅多にブログ論書かないですけどね。唯一課金してまで読んだのはsuzukidesuさんくらい。
久しぶりに始めたTwitterにも大衝撃をうけています。放置アカウントはありますが、いろんなジャンルを混ぜてフォローしたせいで何を書いても無反応なので意味がない。改めて @blogging_sz で始めました。初心者と名乗る人たちと主に繋がっています。ヤル気もあるし楽しそうに更新しているので繋がってて気持ちがいい。さらに「今ってブログも自由なんだな~」とすごく感じるのです。社会上の発言も自由になっているので、テキストなんてもっと自由。転職・退職・移住を超自慢げに書く不思議な文化。ブログ人口も放置ブログも増えたのでしょうね、だからこそ自分の表現したいように進めていったほうがいいと思いました。
テクニックなんてありません。最低限のルールをもって、書きたいように書くだけ。何が読者受けするかなんて、似たような記事を書いてるブロガー勢の枠内の話です。私たちは同じ類のブロガーの中でPVを回してる。
検索してヒットするSEO、ブログの書き方、ブログで稼ぐ系の記事は
私は私と似た価値観の人に読まれればそれでいいです。ブログよりブロガーとして印象に残ればいいのだと思います。
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