数年住んでみないと分からないのは当然ですが、田舎へ移住するのに向いてない人(考えの甘い人)の特徴を書いてみたいと思います。移住したけど出戻った人の共通点です。※ここでの「田舎」は地方都市は含みません。
ブラックだ社畜だとすぐ言う人。
会社で大変な思いをしたかもしれません。残業、サービス残業、ハラスメントたくさんあったでしょう。
田舎は社会すべてがブラックです。慣れあいも付き合いも必ずつきものですし、個人経営が多いので無法なことが多いのです。「ハラスメント」という言葉を理解していません、「田舎の年寄りなんてみんなこんなもんだ!」と一括して開き直って終わりです。周囲も地元を敵に回したくないので知らん顔しますよ。

パワハラ・モラハラなんて子どもの頃から染みついた言い癖みたいなもんだよ~
自分から動かず流れに任せて生きてきた人。
絶対譲らない自分の意志や芯をもってないと疲れます。田舎の頑固者とは別で、何があってもブレない目的やこだわりを持って居住しましょう。隠居してゆるゆると田舎で生きてく~というのはなかなか通せないものです。
まったく身に覚えのないウワサや、決めつけ、悪口は日常茶飯です。人間不信になるようなこともあります。その地域で何かをしたいなら必ず人間関係にぶつかります。それは都会の人間関係とは大きく異なる点で頭を抱えるでしょう。
海外に1人で行けない人。
別記事でも紹介しますが、田舎は海外(途上国)と思って居住すると気が楽です。それくらい価値観が、生きてきた環境や文化が違うのです。人任せの旅行や、リゾート旅行しかしたことのない人は目が点になる場面がたくさんあるでしょう。インフラが整っていても観光地として栄えていても地元の考えはまだまだ昭和です。
だからといって見下す態度や誤解を受ける発言はやめましょう。
田舎なら少ない資産で生きていけると思ってる人。
田舎では安い出費で生活できると思っていませんか。それは実家がそこにある人の話。家賃もなく親族は農家が多いのです。ワイルドな自給自足生活をするならいいですが、一般的には都会より出費が増えると思ってください。近所付き合いを大切にすれば野菜くらいは手に入りますが、基本的に物価は高いです。
人の生活水準は簡単に変わりません。引っ越し直後は予想外の出費(買い物・設備工事)がたくさんあります。
光熱費は都会の方が安いです。飲食店も量や質に対して高い。都会が高いのは土地(賃貸・駐車場)だけです。
「都会が嫌だから」が理由の人
人ごみ、空気、教育、会社の上司・・・を理由に田舎に行こうとする人がいます。それから開放されて新しい生活基盤が作れますか?とくに後者の教育・上司というのは田舎の方が困難を極めます。「田舎に行って●●したいから、●●を堪能したいから」という理由にならないと安易に行くべきではありません。田舎は逃げ場として適していませんよ。
理由はもっと単純でいい。でもやり抜く意志は必要。



マイペースに好きなことを続けられる人だね
暇さえあれば海釣りに行きたいから、レストランをオープンしたいから、土日連休の渋滞なくリゾートに行きたい、犬をもっと自由で広い場所で飼いたい、など….好きなことを全うしたい気持ちが優先されないと田舎に気持ちが負けてしまいます。好奇心が旺盛で新しいことにチャレンジするのが好きな人も向いてます。「都会の〇〇が嫌だから」というのはどこに行っても簡単に心が折れてしまうのではないでしょうか。
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